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無計画で芸術の秋を!

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今週のお題「芸術の秋」

秋と言えば「芸術の秋」というが、秋になったからといって博物館や絵画展に行くかと言えば「行かない」という人がほとんどだろう。

私も行かない。

だからといって、芸術が嫌いかと言われればそんなことはない。

時間あるな、美術館に行こうとはならないだけである。

先日、東京に一人旅行をしに行った。

仕事で休暇をいただき3泊4日の無計画旅行だ。

 

無計画ではあるが、東京に行けば見慣れないもの面白いもの、自分が経験したことのないようなものまでいろいろある。

事前の情報は何もない無計画旅行のため人に聞く手段に出た。

例えば、今回、行った美術館は上野の森美術館の「怖い絵展」であるが、名前は聞いたことがあるが、そもそも行く気もなければ開催期間も知らなかった。

では、どうやってこの「怖い絵展」を知ったかと言えば電車で隣に座っていたおばちゃんに教えてもらったのである。

おばちゃんは動物のゲージを抱え電車に乗っていた。

東京の観光情報を仕入れたい私は、おばちゃんが連れている動物を話題に話を始めた。

おばちゃんが連れていたのは、ウサギで新宿のウサギ専門の病院に連れていくとのことであり、短い間であったが話が盛り上がった。

この話の間に、「東京のおすすめスポットありませんか?」と聞いたところ、上野の森美術館の怖い絵展の話になった。

私は最初からおすすめされた場所がどこだろうが行く気であったので行くことにした。

怖い絵展は10月7日から始まっており、私が行ったのが11月10日の午後であったが人気を衰えること知らず40分待ちの行列であった。

順番が来て中に入ると絵の横には、なぜこの絵が怖いのかという理由が付されており見るだけではではなくこの絵の背景を知ることのできる新しい芸術鑑賞の在り方を感じることができた。

ただし、1点残念なこともあった。

それは、人が多すぎるということ。

田舎の私の感覚では、芸術鑑賞は1枚の絵にゆっくり浸れる時間がある。

しかし、今回は人が重なり、まるで東京の通勤ラッシュ時の電車の中のような場所での芸術鑑賞であった。

もっと、落ち着いてみたいがこれが東京スタイルだと言い聞かせた。

翌日の11月10日には新海誠展が開催されたが、昨日の経験からゆっくりは鑑賞できないだろうとあきらめた。

それでも、今回の芸術鑑賞は名画に触れ、いろいろ考えさせられる貴重な時間になり行ってよかったと思っている。

皆さんもたまには「芸術の秋」してみませんか。