偉大なる無駄遣い
小山薫堂幸せの仕事術という本の中に偉大なる無駄遣いについて述べていた文があった。
偉大なる無駄遣いとはお金では買えないような価値や体験に使うことだ。
この本で例として挙げられていたものを紹介する。
- タクシー代1万円で面白い人がいるところに連れて行ってもらう。そして、出会った人達のことをレポートにする。
- 使い捨てカメラ1万円分で町のお年寄りを取り写真展を開く。
- 銀婚式を迎えた両親のために1万円分ピアノ教室に通い何か弾いて驚かす。
1万円は大きな額ではあるが飲み会2回分我慢すれば出せなくない額で偉大なる無駄遣いにはちょうどよい額ではなかろうか。
ちなみに母に偉大なる無駄遣いについて説明し、私が1万円渡し「その日のうちに無駄遣いしてといったら何をしたいか」と聞いたところ「顔のシミを1万円分取り除きたい」と言った。
いい無駄遣いだなと笑ってしまった。
誕生日にでもシミ除去券を渡せればと思う。
偉大なる無駄遣いはたった1万円で今までになかった世界を見させてくれると思う。
多くの方に試していただきたい。