脱北から見直す私の人生
最近気になったニュースといえば北朝鮮軍の男性兵の脱北である。
11月13日に韓国側に逃走を図り北朝鮮軍の銃撃を受け重傷を負った。
脱北映像の公開
そして、22日には国連軍司令部が北朝鮮軍兵士が亡命する映像を公開した。
その映像は亡命する者に向け、何人もの兵が銃撃を行うものであり、日本では想像もつかないような映像であった。
見ていない人は見てほしい。
四輪駆動車で亡命を図り、軍事境界線から約10メートル手前で脱輪。
降車後、走って韓国側に逃走するが、北朝鮮兵に後ろから狙われ軍事境界線を越え、約50メートルで韓国側施設を盾にするような形で倒れた。
その後、韓国軍がほふく前進するような形で近づき亡命した倒れた重症者を掴み、そのまま引っ張って後退し救助した。
日本の直近の国ではあるが、そこは住む世界が異なる。
私たちが当たり前に食事をして、友人と話し、娯楽を楽しんでいる当たり前の時間も北朝鮮の国民にとっては当たり前ではないだろう。
そして、おそらくこの脱北者の家族は殺され、脱北者自身も韓国にいながら命を狙われるだろう。
亡命しようとする者が北朝鮮兵ということは、亡命する同僚を射殺しようとしているに等しい。
必死に生きようとしても、命を狙われる北朝鮮のような国もあれば、仕事やプライベートがうまくいかないからと自殺を行う日本のような国もある。
私たちは命を大切にし、今を大切に生きていかなければいけないと考えさせられた。
このニュースを見て私は自分にこう問いただした。
当たり前のように命(時間)の無駄遣いをしていないか。